お金がない看護師、副業で風俗で働いた感想

フミコ(20代・看護師)


結論から書けば、人並みの暮らしができるようになった。

私は地方の中規模病院で働いている。
1人暮らし。
看護師5年目で正社員。

だが、とにかく給料が低い。
手取り16万~18万円ほど。
今月は17万2千円だった。

夜勤は入っているが手当が低く、そもそも基本給は13万円。
どう頑張っても20万には届かない。

でも同級生たちはもっと酷い。
6割はアルバイトかパート。
1割は公務員。
1割は介護職。
残りは無職。

社会全体が貧困に突き進んでいるのを実感する。

私はまだ恵まれているほうだけど(この地方では)、生活は厳しい。
貯金は0万~50万を行ったり来たり。
基本給が低いからボーナスも低い。

何とか脱出したいと模索した。

まずは副業でバイトを始めた。
看護師の単発。
エリア的に訪問入浴ばかりだった。
でも地方は移動距離が長くて、効率が悪い。
月に4万円稼げるかどうかだった。

しかも長く続かなかった。
本業の不規則なシフトで副業をやりくりするのは限界があった。
「これ以上は迷惑」と言われ、単発はクビになった。

で、行きついたのがデリヘル。
いわゆる派遣型の風俗。

ここに落ちる葛藤は非常に大きかった。
性病の心配、両親への罪悪感、将来の結婚への悪影響、身バレ。
でも他に選択肢がなかった。
(思い出したくない)

デリヘルの良い所は、当日出勤が可能なところ。
キャバはシフト制。
休むと罰金とかもある。
その点デリヘルは空いている日に行ける。
看護師が副業で働ける数少ない職場だと思う。

デリヘルは、都会ではホテルに派遣が多いらしいけど、田舎にホテルなんてなく主に自宅。
5割ほどはゴミ屋敷みたいなところ。
話の通じない人、あっちの世界の人も多い。
ゴミのような扱いをされる事も多々ある。

それに今は誰でも稼げるわけじゃない。
デリヘル嬢は余っている。
股を開けばお金が稼げる時代ではない。

実際、1日お客ゼロという日もある。

だからこそ営業努力が必要になる。
1時間ほどプレイだが、どんな相手でも恋人として接する覚悟が必要。

それができればそれなりにお客さんが付いて稼げる。
最初は1日1件で7000円とかだったけど、数ヶ月経てば1日で4万円とか稼げた。
ロングが入れば7万円を超える事もあった。

ちなみに私は容姿がいいわけじゃない。
中の下~中の中のほど。
スタイルもドカンに近い。

でも容姿よりも、恋人感覚を求めるお客さんが一定数いて、そうした層からの指名を貰えていた。
こうして私はデリヘルで看護師の給料を超えた。

お金に余裕ができると、心の余裕も出来てくる。
ちょっとお高い化粧品も使う余裕ができた。
喫茶店に入ってお茶を飲む余裕もできた。
貯金も毎月増えるようになった。

貯金が300万円を超えた時。
私は転職した。

政令指定都市に引っ越し、なかなかに高待遇の病院に入職できた。
給料は30万円を超えるようになり、夜勤回数によっては40万円ほどになることもある。

前職の倍近く貰っている。
仕事内容はさほど変わらないのに。
世の中、不公平だと思った。

主任や師長はもっと貰っているらしい。
(主任は年収600万円、師長は800万円を超えるとか)

ちなみにデリヘルは転職を気に辞めた。
本業の給料でやりくりできるようになったのもあるが、デリヘルは長く続ける仕事じゃない。
いつも危険リスクが付きまとう。
体を売る仕事は、寿命を売る仕事でもある。

でも。
デリヘル嬢にならなければ、今の生活はなかった。
デリヘルで貯めたお金があったからこそ、転職する余力があった。

今思えば、当時の病院は「マジでヤバい所だった」と思う。
周りの同級生が酷い生活をしていたこともあり、危機感が薄かったと思う。
まともな病院に転職できて人生を変えられた。

お金は人生を変えてくれる。
もちろん良い意味で。

手取り20万円以下の看護師なんて、地方には案外ゴロゴロいる。
貧困を抜け出すには、それなりのお金が必要。

その資金を貯めるには風俗も良いと思う。
看護師にオススメなのは、デリヘル。
シフトの自由度が高く、働きやすいと思う。

それに風俗関係のオーナーは、ほぼヤクザ関係の方々ばかりだけど、デリヘルは一般人のオーナーが多い。
店舗がないこともあり、一般人でも経営できるらしい。
私が在籍していた店のオーナーは、本業がタクシー運転手のふつうの人だった。
そうした店はルールも緩めで働きやすい気がする。

参考になれば。